准看護師養成マニュアル

准看護師の魅力と資格取得方法を解説します

3-6 実習がシンドイって聞くけどどうなの?

time 更新日:  time 公開日:2017/07/29

看護学校は実習がシンドイとよく言われます。

確かに実習は看護学生時代の一番の試練です。

准看護師養成学校の場合でもそれは同じですね。

実習では実際にどういうことをするのか解説しましょう。

看護学校の実習とは?

看護学校の実習とは、それまでに学校で学んできた疾患や看護についての知識、看護技術を、実際の病院の現場で実践する授業になります。

准看護師養成学校の場合なら大体、医師会に所属している近隣の病院で行われます。

舞台は本物の病院、医療現場です。

学生である未熟な自分たちが、実際に病気をもっている患者さん達のお世話をすることになります。

なかにはガンなど重い病気を抱えている患者さんもいます。

そして指導を仰ぐことになる看護師さんたちは忙しそうに動き回っていて、中にはあからさまにピリピリとしている看護師さんもいます。

そういう現場にお邪魔して勉強することになるので、おそらく最初はその医療現場の雰囲気を前にするだけでも圧倒されてしまうことでしょう。

看護学校の実習は、准看護師養成学校の場合は1年目の冬から始まることが多いです。

実習ですること

実習は班ごとに分かれます。

この班分けが結構キモだったりします。

実習中は二人一組のペアで動くことが多いです。

シーツを交換したりオムツを交換したりするのもペアで行います。

なのでそのペアの相手と相性が悪かった場合はツライです。。。

性格が合わないとか、どうにも行動がトロくて足を引っ張られるとか。

さて、実習の1日はまずはあいさつから始まります。

「おはようございます。○○○看護高等学校の○○です。ただいまより実習に入らせて頂きます」みたいなあいさつをカチコチになりながら師長さんや看護師さん達の前でするのですが、もうこの時点で無視されることも珍しくありません。

まぁ患者さんの命を預かっている忙しい職場ですから仕方ないと思いましょう。

指導者さんや実習先の看護師さんたちは怖いというか冷たい人も多いです。

今にして思えばこれは看護師になるための洗礼というか、半ばワザとやっているところもあるのではないでしょうかね。

学生たちに緊張感をもってもらうために。

そして一日の行動スケジュールを指導者さんに発表し、問題無ければそのスケジュールに従って行動します。

カルテをみたり患者さんとお話ししながら情報収集をしたり、入浴・排泄介助などのケアをさせてもらったり。

ケアをするときは基本的にペアで動いて、最初は指導者さんに付き添ってもらいます。

そして指導者さんのOKが出れば次回から学生たちだけでケアをしたりします(病院次第ですが)。

このケアの際の動きも当然指導者さんから評価されますのでとても緊張する時間です。

実習中にさせてもらえるケアの内容は清拭、オムツ交換、トイレ介助、車椅子移譲、入浴介助などです。

看護師の資格をもっていなくても出来ることだけですから、採血などはもちろんありません。

実際にナースになってみれば、どれも毎日のように行う基本的なケアばかりですが、実習中は移乗や入浴介助なんて結構ハードルが高い部類のケアです。

万一患者さんを転倒とかさせたら一大事ですから、指導者からも厳しくチェックされるのです。

記録・事前学習も大変

実習は病院での一日が終わってからもまた大変なのです。

その日の記録をレポートにまとめて翌朝提出しないといけないのです。

単に書いて提出するだけで終われば良いのですが、内容が不十分だと先生や指導者からツッコミが入りますし、何より評価に響いてきます。

あと事前学習というものもあって、ケアに入らせてもらう実技について、手順や観察ポイント、注意点などをまとめたレポートを提出しておかないと実際のケアに入らせてもらえません。

この事前学習を実習期間中に書くのは大変なので、出来るだけ実習期間前に書いておくべきなのですが、予定していなかった検査とか入ってくると、実習帰りに学校の図書館に行ってその日のうちにレポートをまとめたりするハメになります。

実習期間中も一部の要領が良い人はササッと終わらせることが出来るようですが、並の人だと結構苦労して睡眠時間が短くなることもザラでした。

そうならないためにも実習に至るまでの勉強はしっかりしておいた方が良いと思います。

実習の評価で落とされると留年リスク大!

実習では指導者さんにレポートや実技レベルを評価されます。

大抵厳しく評価されるのですが、あまりに出来が悪かったり、態度が悪かったりすると実習途中でも中止を命じられることがあります。

実習中止イコール実習の単位を落とすことです。

これはかなりの大問題で留年する可能性が一気に高まりますので何としても避けたい事態です。

そうならないためにも普段からしっかりと勉強・練習しておくことをお勧めします。

sponsored link

看護奨学金マップ