准看護師養成マニュアル

准看護師の魅力と資格取得方法を解説します

1-2 中高年からの転職なら准看護師がオススメ

time 更新日:  time 公開日:2017/08/16

看護師の資格には准看護師といわゆる正看護師の2種類がありますが、中高年からの転職組には准看護師資格の方が適していることが多いでしょう。

准看護師養成学校なら働きながら通うことが出来ますし、各種奨学金や給付金を活用することも出来ますので、貯金が全く無いと言う人でも資格取得が夢ではありません。

准看護師と正看護師

准看護師に対して正看護師という言葉がありますが、厳密には正看護師という名称の資格はありません。

あるのは「看護師」と「准看護師」の2つの資格だけなのですが、看護師と准看護師の区別を明確にするために「正看護師」と呼んでいます。

それぞれ略して正看、准看と呼ばれたりします。

正看護師と准看護師の主な違いを比較してみましょう。

看護師(正看護師)

【資格種類】
国家資格

【養成学校】
看護高等学校(看護科、専攻科の5年間)、看護専門学校、看護短期大学、大学(看護学部・医学部保健学科など)

【修業時間数】
3000時間以上
一般的には3年制または4年制の全日制の学校に通うケースが多いです。

【給与】
准看護師よりも高い

准看護師

准看護師は、もともとは戦後の看護師不足に対応するための暫定措置で生まれた資格で、大雑把なイメージで言えばいわゆる正看護師よりも少し格下の資格です。

といっても現場の業務内容的には正看護師と全く同じ仕事をしており、職場によっては先輩准看護師が新人の正看護師を指導するようなことも普通に行われています。

【資格種類】
都道府県知事免許

【養成学校】
准看護師養成所(准看護師学校あるいは看護高等学校)

【修業時間数】
1890時間以上
修業時間数が正看護師よりも少ないので、2年間で学校を卒業することが出来ます。
定時制になっており働きながら通学できるよう配慮されている。

【給与】
正看護師よりも低い

中高年からの転職なら准看護師がオススメ

先述のように准看護師養成校は働きながら通学できるという特徴があるので、社会人で看護師に転職する場合は、准看護師資格の方が取得しやすくオススメです。

正看の学校だと基本的に全日制に通うことになりますので、その間、収入を得ることが出来ず、貯金が無いような人には通うことが困難です。

その点、准看だと多少なりとも収入を得ながら通学できますので、生活スタイル次第では貯金がゼロでも奨学金などを駆使して何とかなるでしょう。

准看の給料は正看よりも少し低いですが、その差は私の勤務先だと年収で30万円程度です。

その差は決して小さくないですが、自分がこの先何年働く予定なのかで差額の重みが変わってくるでしょう。

例えばあなたが45歳で今後20年働くなら、この先の生涯年収の差は30万円×20年=600万円です。

でももしあなたが25歳で今後40年働くなら、生涯年収の差は30万円×40年=1200万円にもなります。

当サイトでは准看護師の資格取得を主に解説していきますが、もし諸事情が許すのであれば正看護師の資格を取得しておいた方が後々有利であると思います。

准看護師資格は将来無くなるのか?

日本看護協会は、准看護師制度の廃止を提唱していて、もうずっと昔から将来的に准看護師資格が廃止されるという話がありました。

しかし日本医師会の反対や、慢性的な看護師不足の背景などもあり、現在に至るまで廃止にはなっていません。

今後、将来的に廃止される可能性は十分にありえますが、准看護師は2015年の統計で約35万人も居るのです。

ただでさえ看護師不足の状況の中、これだけの多くの准看護師の職が突然奪われることはまずありえません。

今後、准看護師資格が廃止されるとしても、准看護師に対する正看護師資格の取得促進(切り替え)などが行われ、長い年数を掛けてゆるやかに廃止されることになると考えられます。

sponsored link

看護奨学金マップ