准看護師養成マニュアル

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2-5 条件次第で返済不要!看護師等修学資金貸与事業

time 更新日:  time 公開日:2017/08/05

各都道府県で行っている看護職員確保のための制度として『看護師等修学資金貸与事業』というものがあります。

条件を満たせば返済不要となる大変お得な制度です。

看護師等修学資金貸与事業とは

看護師等修学資金貸与事業とは、看護師等(准看護師、保健師、助産師を含む)の学校を卒業後に各都道府県内の病院・施設に勤めようとする人に対して、修学資金を貸与する制度で、卒業後、指定施設で5年以上働けば返済を免除してもらうことも出来ます。

修学資金は次の2種類に分かれます(都道府県によっては第一種のみ)。
第一種貸与・・・返済が免除されるタイプ
第二種貸与・・・返済が必要なタイプ(無利息)

<注意点>
・全ての都道府県で行われている事業ではありませんので、就労を希望している都道府県にお尋ねください。
・各都道府県の予算内で行われていますので、予算の都合により貸与を受けられないことがあります。

看護師等修学資金貸与事業の貸与要件

都道府県により異なりますが、主に次のような要件となっています。

・学校を卒業し資格を取得後、都道府県内の指定施設に就業し、看護業務に従事する意志があること。
 ※指定施設において5年以上継続勤務をした場合、返還債務が免除されます。指定施設間の転職であればそれぞれの勤務年数を加算してもらえるケースもあるようです。

・貸与を受ける際に連帯保証人が2名必要。そのうち1名は申請する都道府県の県外に住所があり、なおかつ独立した生計を営む者であること。

貸与の額

第一種貸与(返済が免除されるタイプ)
都道府県によって異なりますが、看護師(准看護師)養成学校の場合は月額2万円~3万円程度となっています。

第二種貸与(返済が必要なタイプ)
都道府県によって異なりますが、月額2万5千円~5万円程度となっています。

第一種貸与と第二種貸与を併用出来ることもあります。

指定施設とは

各都道府県により規定が異なりますが、概ね次のような施設となっています。

・200床未満の医療機関
・全病床のうち8割以上が精神病床の医療機関
・診療所
・重症心身障害児施設
・介護老人保健施設
など

貸与の申込み方法

4月の入学時に学校を通して申し込みます。

※入学時以外の途中からの申請は出来ません。

申し込み希望者が多い傾向にあり、成績や経済事情などに基づいて学校内で選考が行われることもあるようです。

返還しなければならないケース

学校を途中で退学した場合や、資格を取得できなかった場合、また免除指定の施設に就職しなかった場合などは、貸与金を返還しなければなりません。

「看護師等修学資金貸与事業」は各病院が行っている奨学金&お礼奉公の仕組みに似ていますが、こちらは各都道府県内で行われているので、ひとつの病院に縛られる必要なくて自由度が高いですね。

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